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How to 産業保健No.4 実践 安全衛生委員会の実務Q&A

How to 産業保健No.4 実践 安全衛生委員会の実務Q&A

産業医科大学産業保健管理学 加藤 憲忠 編著

2022年(令和4年)10月28日 発行
B5判/99頁/本文2色刷

定 価:2,200円(消費税込)
送 料:  350円

 

内 容:

◆最前線で活躍する現役産業医4名が自身の経験を踏まえ、法的規定から安衛委員会運営・活性化のノウハウ・コツまでを惜しみなく披露、全編を新規書下ろし!

◆安全衛生委員会での様々な場面や想定される事項を挙げ、Q&A形式で平易に解説!

◆実務に役立つ、ちょっとした"安全衛生委員会あるある"をコラムとして収録!


構 成:

  • はじめに

  1. 安全衛生委員会とは
    1. 基本事項
      Q 1 委員会の構成メンバーは?
      Q 2 委員会の設置基準に関する決まりは?
      Q 3 委員会で話し合う中身は?
      Q 4 委員会の開催頻度に決まりは?

    2. 運営の実際
      Q 5 議事録の記録、周知の方法は?労働時間として扱われる?
      Q 6 総括安全衛生責任者、衛生管理者、産業医の役割は?
      Q 7 産業看護職の役割は?また、どう連携すればよい?
      Q 8 使用者と事業者の違い、使い分けは?
      Q 9 情報通信機器を用いた開催で気を付けることは?
      Q 10 健康情報等取扱規程作成のためのポイントは?
      Q 11 初めての安全衛生委員会参加で気を付けることは?
      Q 12 興味・関心を引く健康講話のテーマ選択や組み立て方は?
      Q 13 安全衛生計画はどう立案し、産業医はどう関わる?
      Q 14 親会社の安全衛生委員会に参加するメリットは?

  2. 安全衛生委員会で何をどう取り上げるか
    1. 過重労働対策
      Q 15 過重労働対策の進め方のポイントは?
      Q 16 長時間労働者の医師面接の目的と指導の際のポイントは?
      Q 17 長時間労働対策の推進について医師面接を踏まえどう助言?
      Q 18 臨時の交替勤務に関し産業医として何を助言する?

    2. メンタルヘルス対策
      Q 19 メンタルヘルス対策を委員会で話し合う際、何に留意すべき?
      Q 20 ストレスチェック制度の活用についてどう話し合う
      Q 21 職場復帰支援を強化する場合のポイントは?

    3. 化学物質対策
      Q 22 化学物質の自律的管理について話し合う時のポイントは?
      Q 23 作業環境測定結果を踏まえて、委員会でどう話し合う?

    4. 感染症対策
      Q 24 季節性インフルエンザウイルス対策では何をすべき?
      Q 25 新興感染症対策についてどう助言する?
      Q 26 風しんの予防対策は?

    5. 喫煙対策
      Q 27 職場の禁煙を推進するにはどうすればよい?

  3. 安全衛生委員会活性化のコツ・ノウハウ
    1. 活性化に向けた取組
      Q 28 委員会の出席率を上げる工夫は?
      Q 29 効率的に嘱託産業医活動を実施するには?
      Q 30 議論を活性化するには?
      Q 31 専門部会を設置することのメリットとは?
      Q 32 定期健康診断の受診率を向上させるには?
      Q 33 労働災害発生時には何をどうコメントする?
      Q 34 職場巡視報告で職場を褒める......その効用とは?
      Q 35 職場巡視報告を改善に結び付けるには?

    2. 発展的な取組
      Q 36 安全衛生委員会の運営を見える化するには?―チェックリストの活用―
      Q 37 特殊健康診断の対象となる「常時」の定義は?
      Q 38 特殊健康診断で有所見者が複数出た場合の対処は?
      Q 39 安全衛生マネジメントシステムと安全衛生委員会との関係は?
      Q 40 ラインケア研修を効果的に実施するには?
  • コラム
    Column1 衛生委員会が「開催されていない場合」「新たに開催する場合」
    Column2 安全衛生委員会を見ると会社の意思決定のプロセスが分かる
    Column3 臨検とは?
    Column4 睡眠は全ての基本
    Column5 皮膚吸収による発がん(MOCA)
    Column6 事業場の行事への参加
    Column7 安全衛生委員会の雰囲気
    Column8 鈍感力と忖度力~風向きに応じた振る舞い~
    Column9 産業医が成果を上げるために必要なこと(信頼貯金の大切さ)
    Column10 待つことの大切さ
    Column11 「あれも、これも」に注意!自律的な安全衛生活動を促す
    Column12 「問題解決アプローチ」と「解決志向アプローチ」
    Column13 慣性の法則-運動の第1法則~第3法則を産業保健活動に生かす-
  • 資料編