
産業医学図書
How to 産業保健No.6 安全配慮義務 判例とその意義-産業保健スタッフのためのリスクマネジメント-

特定非営利活動法人健康経営研究会理事長 岡田 邦夫 著
2022年(令和4年)3月31日 発行
B5判/136頁/本文2色刷
定 価:2,200円(消費税込)
送 料: 350円
内 容:
産業保健スタッフが留意すべき事業者責任やリスクマネジメントを判例を基に解説し高評の旧版を全面改訂(書き下ろし)!
◆主要判例や法令をベースに、企業・産業医と安全配慮義務との関わりや留意すべき点を解説
◆約40の判例や産業保健スタッフが知っておきたい法令等を紐解きつつ、働く人の安全と健康、健康経営の必要性を解説
◆安全配慮義務、債務不履行、不法行為責任などについて判例を基に平易に解説するとともに、長時間労働対策・メンタルヘルス対策を事業者責任の観点から判例ベースで徹底解説
構 成:
- はじめに
- 労働と健康
- 労働の功罪について
- 労働者の健康と企業の成長
- 働く人の健康-安全配慮義務
- 労働安全衛生法の目的
- 安全配慮義務の概念
- 判例 判例法理としての安全配慮義務
- 判例 長時間労働による健康障害と経営責任
- 判例 危険性の予見とは
- 判例 安全配慮義務における予見義務
- 判例 予見可能性の判断
- 判例 安全配慮義務は事業者に課せられた義務
- 判例 「無断欠勤は、自殺未遂の兆候である」とした判例
- 債務不履行と不法行為
- 判例 長時間労働による健康障害と安全配慮義務不履行
- 損害賠償責任と消滅時効
- 過失相殺
- 判例 突然死した従業員の喫煙習慣について
- 判例 高血圧等を有する管理職のくも膜下出血発症・死亡
- 判例 自己保健義務
- 長時間労働と事業者責任
- 過重労働と事業者責任
- 判例 長時間労働による脳梗塞の発症と後遺症
- 勤務間インターバル
- 判例 過重勤務と勤務間インターバル
- 過労事故死
- 判例 帰宅中に過労事故死
- 時間外労働と人権の侵害
- 判例 長時間労働と不法行為
- 判例 長時間労働によりうつ病を発症-安全配慮義務違反による損害賠償請求
- 判例 長時間労働と安全配慮義務違反
- 過重労働と事業者責任
- メンタルヘルス不調と事業者責任
- メンタルヘルスケア
- ハラスメント
- 判例 上司による叱責を超えた人格否定、威迫により自殺
- 判例 職場の環境を調整する義務
- 判例 社長らによるパワハラで精神疾患を発症し、自殺
- 判例 教育係のパワハラで職員(A)がうつ病を発症し、自殺
- 判例 上司のパワハラにより適応障害を発症
- ストレスチェック制度
- 判例 過重な業務で解離性とん走を発症し、多量のアルコールを摂取して死亡
- 判例 苛酷な職場環境が心理的負荷を憎悪
- 復職支援
- 判例 復職診断書提出後であっても、復職まで一定の期間が必要
- 判例 職場復帰援助措置義務について
- 労働の安全性-人財の育成
- 産業医とその職務
- 産業医の法的位置づけ
- 産業医と安全配慮義務
- 判例 産業医への損害賠償請求が棄却された判例
- 判例 産業医の従業員の健康状態を確認する義務
- 判例 産業医と不法行為
- 判例 産業医の意見の信憑性
- 労働者の健康増進と企業価値向上
- 健康経営と企業価値
- 健康経営と産業保健スタッフ
- 健康経営の深化
- 参考文献
- 資料編