
産業医学図書
インタビュー 戦後の労働衛生活動を顧みて

2014年(平成26年)2月28日 発行
A5判/79頁/本文1色刷
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医師会、厚生労働行政、産保センターの立ち上げ、大学・学会での研究・教育・研修活動...わが国労働衛生界の重鎮が戦後60年余の活動を語る!
内 容:
本書は髙田 勗先生(北里大学名誉教授)にインタビュー形式で、戦後の労働衛生活動を顧みてお話しいただいた内容を「産業医学ジャーナル」に6回(2012年36-1号~2013年36-6号)にわたり連載した記事を、取りまとめたものです。
戦後の労働衛生活動について、レントゲンを担いでじん肺検診で各地を回って以来、産業医制度の確立等産業医学の歴史を、先進との思い出をまじえながら語っていただいた、貴重なインタビュー集です。
目 次:
- 戦後(昭和20年代)の労働衛生との関わり
衛生学の専攻/レントゲンを担いで健診に回る/移住者の健康実態調査で世界を巡る/労働省入省/けい肺・じん肺対策 - 北里大学衛生学部、医学部の立ち上げと日本医師会での活動
行政から大学へ/「医師衛生管理者」から「産業医」へ/労働安全衛生法と産業医/日本医師会 産業保健委員会の発足/日本医師会認定産業医制度の創設/日本医師会環境保健委員会 - 産業医学・産業保健の振興に関わって
産業医学振興財団の設立/「産業医学」のビジョン/中央労働災害防止協会へ/労働衛生の重要課題への取組み1 −石綿、ダイオキシン、過労死など/労働衛生の重要課題への取組み2 −喫煙対策、労働安全衛生マネジメントシステム/健康保持増進対策− SHP からTHP へ - 勤労者医療と産業保健
労働福祉事業団から労働者健康福祉機構へ/労災病院による勤労者医療の展開/産業保健活動の拠点づくり−産業保健推進センターの設立と展開 - 作業環境等の改善とその人材育成
作業環境測定法の制定と日本作業環境測定協会の設立/作業環境測定を担う人材の育成/オキュペイショナルハイジニスト認定制度の立ち上げ/日本労働安全衛生コンサルタント会の全国組織化/衛生管理者の全国交流を促進−全国衛生管理者協議会の設立 - 労働行政施策との関わり
じん肺法制定に関わる/審議会、委員会、検討会等を通じての取組み/地域産業保健センター、産業保健推進センター事業への関わり/健診の有所見者対策から化学物質対策まで - 学術学会活動への取組み
日本産業衛生学会との関わり/労働衛生工学会、日本作業環境測定協会との関わり/中央労働災害防止協会労働衛生検査センターとの関わり/日本職業・災害医学会、日本産業精神保健学会、国際職業性呼吸器疾患学術会議 - これからの産業医学・産業保健の発展に向けて
戦後の労働衛生、産業保健をリードした先達の思い出/産業医学、産業保健の今後への期待
略 歴